【新卒採用イベントで印象に残る】
面白い&魅力倍増の説明会アイデア

「他社と似たような説明会で、学生の記憶に残っているか心配…」
「もっと自社の魅力を伝えられる、面白い内容にしたいけど何から始めれば…」

こんにちは。採用支援を行う株式会社HaReエージェンシーの代表、飯澤です。
これまで多くの中小企業の人事担当者の方から、こうした採用イベントに関するお悩みを伺ってきました。

たくさんの企業が説明会をおこなう中で、同じような内容ではやはり学生さんの心に響きませんよね。
ただ、少しの工夫とアイデアであなたの会社の説明会は、学生の心をがっちり掴む印象的なイベントに生まれ変われるかもしれません。

今回は採用イベントの企画で悩む人事担当者のあなたに向けて、

・なぜ説明会が「つまらない」と感じられてしまうのか
・参加した学生が会社説明で本当に知りたい内容
・他社と差がつく面白い説明会のアイデアや成功事例

これらを、私の支援経験も交えながら解説します。ありきたりな内容から脱却し、学生から「この会社、面白い!」と思われるような企画のヒントが満載です。

すべての採用イベントには"会社説明"が必須

採用活動において、学生と企業が本格的に接点を持つ場が「採用イベント」です。企業合同フェアはもちろん、自社開催のインターンシップや座談会などイベントの種類はいまや多岐にわたります。

多くの学生に会える「企業合同説明会」、じっくり魅力を伝える「単独説明会」、リアルな社風を伝える「座談会」、ミスマッチを防ぐ「インターンシップ」など、さまざまな種類があります。

開催規模も形式、内容も様々ある採用イベントですが、どんな時にも欠かせないものが”会社説明”の時間です。時間尺やボリュームは大なり小なりイベントによって流動的ですが、自社のことを知ってもらう「説明会」は、あらゆるイベントの根幹をなす非常に重要な要素といえるでしょう。

合同説明会での短いプレゼンも、座談会での社員の話も、すべては学生に自社を理解してもらうための「説明」の伝え方です。だからこそ、その「説明」の質を高めることが、採用成功への最初の一歩でもあります。

採用イベントの種類や開催規模、料金や具体的な開催イベントは下記のようなキーワードで沢山ヒットしますので参考までに、、!
ぜひ貴社に合ったものへの参加や開催を検討してみてください。

“新卒採用 イベント 種類”
“新卒採用 イベント 開催規模別”
“新卒採用 イベント 料金・特徴”

記憶に残る+好印象▶魅力的な会社説明会づくり

では、どうすれば学生の記憶に残り、好印象を与える説明会を作れるのでしょうか。
まずは、なぜ多くの説明会が「印象に残らなかった」と思われてしまうのか、その原因から探っていきましょう。

退屈に感じてしまう原因

学生が説明会を「退屈だ」と感じる主な原因は3つあります。

一方的な情報提供: 担当者がスライドを読み上げるだけでは、学生は受け身になり、内容は頭に入りません。
他社との差別化不足: どの会社も同じような話ばかりでは、記憶に残りません。「またこの手の話か…」と思われたら終わりです。
質問しづらい雰囲気: ある調査では学生の約7割が「質問したくてもできなかった経験がある」と回答しています。評価を気にして本音を言えない雰囲気は、大きな機会損失です。
これらの原因に心当たりがあるなら、改善のチャンスです。

参加者が会社説明に期待する内容

学生を惹きつけるには、彼らが「何を知りたいか」を理解することが不可欠です。株式会社マイナビの調査によると、学生が会社説明会などで企業に最も期待する情報は「具体的な仕事内容」で、次いで「社風・社員の雰囲気」です。

つまり学生は、「自分が入社したら、どんな環境で、どんな仲間と、どう働くのか?」という、極めてリアルでパーソナルな情報を求めているのです。彼らは説明会の時間を「自分と会社の相性を見極める時間」と捉えています。私たちは、学生がそこで働く自分の姿を具体的にイメージできる情報を提供する必要があります。

沢山のイベントに参加後、なぜその会社の記憶が残っているのか

企業合同説明会などの大規模なイベントでは一日に何社もの説明会をはしごする学生たち。その中で、なぜ特定の会社の記憶だけが鮮明に残るのでしょうか。

同調査で「印象に残った企業の説明会」の特徴は、「社員と話す機会があった」「社風・雰囲気が分かった」が上位を占めました。

つまり、記憶に残る説明会の秘訣は、「対話」と「体験」にあるのです。

対話: 一方的なプレゼンではなく、社員と直接言葉を交わし、会社のリアルな「人」や「文化」に触れる。
体験: ただ話を聞くだけでなく、簡単なワークショップなどを通じて、その会社で働くことの面白さを肌で感じる。
スライドを眺めるだけでは得られない、五感を使った強烈な体験こそが、学生の心にポジティブな記憶を深く刻み込むきっかけになります。

採用のプロが思う魅力的・効果的な説明会の工夫&アイデア集

それでは、具体的にどのような工夫をすれば、「対話」と「体験」に満ちた魅力的な説明会が作れるのでしょうか。ここでは、魅力的・効果的な説明会のアイデア事例を7つ厳選してご紹介します。

  1. 本音で語る!若手社員の「リアル失敗談」座談会

学生の心に最も響くのは、飾らない「本音」です。若手社員にリアルな失敗談や、それをどう乗り越えたかを話してもらいましょう。「リアルな話が聞けて信頼できた」「入社後のイメージや解像度が上がった」と思ってもらうことができれば良い面も厳しい面もオープンにする誠実な姿勢が、学生からの信頼を獲得することでしょう。

  1. 五感で体験!自慢の製品・サービス試食/体験会

事業内容を「体験」させる工夫は、学生の心を動かす強力なコンテンツです。例えば食品加工を手がける企業であれば、自社製品を使ったご飯の試食会などを実施してみるのはどうでしょうか。食品でなくても自社製品を実際に見て・触れて・感じることで、参加者の心はぐっと掴まれ、選考希望者UPにつながります。自社の強みを五感で感じてもらう企画をぜひ考えてみましょう。

  1. ゲームで学ぶ!事業内容理解ワークショップ

ITインフラのような、学生にはイメージしにくい事業内容でも、ゲーム形式なら楽しみながら理解を深めてもらえます。日々の業務フローを簡略化しゲーム形式で学生がチームで協力して事業内容を一通り学べるような企画は入社後の業務イメージも掴むことができるのはもちろん参加者が主体的に企業理解を深めることができます。

  1. MBTI診断で自己分析!座談会マッチング

最近流行しているMBTI診断を、座談会と組み合わせる手法も効果的です。説明会冒頭で診断を受けてもらい、結果をもとに「論理的な”分析家”タイプのあなたには、開発部の〇〇の話が参考になるかも」といった形で座談会グループに案内します。自己分析と企業理解を自然につなげ、学生の満足度と内定承諾率を向上させた実績があります。参加する社員のMBTIや性格をネームプレートなどでわかりやすく紹介する方法も親近感を得やすくおすすめです。

  1. 透明性で信頼獲得!「面接官の評価基準」を公開

「面接では、どこを見られているの?」という就活生の不安を解消するだけで、貴社への志望度はぐっと高まります。説明会で「私たちが大切にしている協調性とは、〇〇な姿勢のことです」といった具体的な評価基準を一部公開してみてください。企業の透明性や誠実さをアピールでき、入社後のミスマッチ防止にもつながる一石二鳥の戦略です。

  1. 自社PRは後回し!学生のための「就活準備セミナー」

最近ではまず自社のPRよりも学生の就活支援に主眼を置いたセミナーを開催しているケースも。自己分析ワークショップやES書き方講座、自己表現セミナーなど、学生の悩みに寄り添うコンテンツを提供することで、「この会社は自分のことを考えてくれる」という強い信頼感を獲得しようという狙いです。結果として、自社への興味を自然に引き出すことに成功しています。

  1. チームで挑む!業界を学ぶ企画プログラム

イベント企画会社や広告代理店など業務内容が広範囲に及ぶ業界におすすめなのが企画型プログラムです。参加者がチームを組み、制限時間内に架空クライアントの課題を解決するという、まさに企画ゲームのような内容です。参加者は楽しみながら主体的に仕事のリアルを深く理解できます。企業側も参加者の協調性や発想力を自然に見極められ、強烈な体験は企業への志望度を格段に高めます。

まとめ:学生の記憶に残る説明会は「体験」と「対話」から生まれる

今回は、採用イベントや会社説明会を「面白い」「魅力的」なものに変えるための考え方やアイデアをご紹介しました。

つまらない原因は「一方通行」
 学生との「対話」を重視する。
学生が知りたいのは「リアル」
具体的な仕事内容や、社員・社風の「本音」を伝える。
記憶に残るのは「体験」
ゲームや企画型ワークショップなど、学生が主役になれる参加型コンテンツを取り入れる。

学生の記憶に残り「この会社で働きたい」と思わせる説明の秘訣は、徹底した参加者目線での企画や伝え方にあります。

この記事を参考に、まずは自社の説明会プログラムを見直して未来の仲間となる人材との最高の出会いを創り出しましょう!

【実践】ユニークな「採用イベント」をプロと共に実現し、参加者を応募者に!

ここまで読んで、「よし、うちもなにかやってみよう!」と思っていただけたなら、本当に嬉しいです。

でも、「理屈は分かったけど、自社の内容にどうあてはめたらいいのか分からない」「日々の業務に追われ、考える時間やリソースがない…」「もっと学生の反応が知りたい」「うちの会社の魅力って、どう伝えれば響くんだろう?」「採用のプロからのアドバイスや意見も取り入れたい」と、一人で悩んでしまう。
そんな経営者や人事の方の声を、僕はこれまでたくさん聞いてきました。
採用は、孤独な戦いではありません。
私たち株式会社HaReエージェンシーは、貴社だけのオリジナリティあふれる説明会づくりを、企画段階から一緒に考え、成功まで伴走支援いたします!

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戦略立案から、泥臭い実行業務まで一気通貫で支援します。もし本気で採用を経営の力に変えたいなら、一度お話してみませんか。壁打ち相手になるだけでも大歓迎です。
あなたの会社の未来と、そこで働く人の表情。その両方を、必ず晴れやかにする。そのお手伝いができれば、これほど嬉しいことはありません。

HaReエージェンシーの採用支援サービスについて、詳しくはこちらをご覧ください。

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